8月29日(木)30日(金)に余市町で健康づくりリーダー養成講習会を開催しました。
この講習会には、帯広市、仁木町、赤井川村からもご参加いただきました。
道老連佐藤ツヤ副会長(余市町老連副会長)、余市町老連遠藤勤会長から開会の挨拶の後、道老連藤林常務理事による講義1が行われました。
講義2は後志歯科医師会専務理事の土方敬久氏による「健やかな人生と歯・口の健康」と題した講義でした。
美味しく食事を取るための口腔ケアの方法、重要性や歯周病と全身疾患の関連性、8020運動のお話などもしていただきました。
昼食の後の講義3は、社会福祉法人社会事業協会余市病院内科顧問の谷川淑郎氏による「運動と転倒予防」のお話でした。
転倒の身体的な要因や、環境的な要因のほか、転倒を予防するための環境づくりの工夫、体力・筋力の維持の必要性などお話いただきました。
講義3の後は、実技「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」です。
いきいきクラブ体操は高齢者の衰えやすい筋力を補うための体操です。高齢者向け体力測定は、自分の体力を数値化できるものです。
1日目の最後は体力測定の4種目「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「10m障害物歩行」を行いました。
2日目は講義4から始まりました。一般社団法人北海道薬剤師会小樽支部監事の坂東幸英氏を講師に迎え、「薬の正しい使い方」についてお話いただきました。
正しい薬の服用方法や、かかりつけ薬剤師、お薬手帳の重要性等をお話いただきました。参加者の方々からも質問などがあり、意識の高さが見えました。
講義4の後は講義5「高齢期に多い病気と認知症」です。
倶知安保健所健康推進課主査の渡邉康子氏を講師にお招きいたしました。
講義の冒頭に参加者の方々から日常的に健康に関して気をつけていることを提出していただき、渡邉氏から幾つか紹介ありました。
参加者の方々も、改めて日頃の生活を振り返ることで、自分の取り組みに対して見つめなおすことができたようです。
その他、認知症予防、高齢者の自殺、うつ病などお話いただきました。
午後は、「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」の実技です。
いきいきクラブ体操は、7つの体操で構成されており、1つ1つの体操の効果とポイントについて説明しながら行いました。
体力測定は、残りの2種目、「開眼片足立ち」「6分間歩行」を行いました。
最後に講義・実技全て受けられた方に修了証書を道老連佐藤副会長よりお渡しいただきました。
閉会にあたり、佐藤副会長より、「この講習会を出席していない会員の方に広めて欲しい」との挨拶があり、2日間に渡る講習会は終了しました。
参加者の方々、お忙しい中お引き受けいただいた講師の方々、余市町老連遠藤会長はじめ事務局の方々、お手伝いいただきました会員の方々ありがとうございました。