7月3日(水)・4日(木)の2日間、新ひだか町で今年度最初の健康づくりリーダー養成講習会を開催しました。
道老連藤林常務理事、新ひだか町老連及川会長から開会の挨拶の後、道老連藤林常務理事による講義1が行われました。
講義2はグループホームひまわりの施設長、能智里美氏による「運動と転倒予防」のお話でした。
転倒防止10か条や、生きるのが楽しくなる15の習慣などお話いただきました。
昼食の後の講義3は、日高歯科医師会理事の谷本亮氏による「健やかな人生と歯・口の健康」と題した講義でした。
美味しく食事を取るための口腔ケアの方法、重要性や歯周病と全身疾患の関連性、8020運動のお話などもしていただきました。
講義3の後は、実技「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」です。
いきいきクラブ体操は高齢者の衰えやすい筋力を補うための体操です。高齢者向け体力測定は、自分の体力を数値化できるものです。
1日目の最後は体力測定の4種目「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「10m障害物歩行」を行いました。
2日目は講義4から始まりました。北海道薬剤師会日高支部支部長の梅庭裕氏を講師に迎え、「薬の正しい使い方」についてお話いただきました。
正しい薬の服用方法や、話題になっているジェネリック医薬品やかかりつけ薬剤師の必要性、お薬手帳の重要性も東日本大震災の時の例を挙げてお話いただきました。
講義4の後は講義5「高齢期に多い病気と認知症」です。
新ひだか町地域包括支援センター主任社会福祉士の戸子台弘一氏を講師にお招きいたしました。
認知症についての正しい知識や、認知症の予防法、認知症の方への対応法などお話いただきました。また、地元での相談機関などのご紹介もいただきました。
午後は、「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」の実技です。
いきいきクラブ体操は、7つの体操で構成されており、1つ1つの体操の効果とポイントについて説明しながら行いました。
体力測定は、残りの2種目、「開眼片足立ち」「6分間歩行」を行いました。
最後に講義・実技全て受けられた方に修了証書を新ひだか町老連及川会長よりお渡しいただきました。
閉会にあたり、及川会長より、「この講習会を出席していない会員の方に広めて欲しい」との挨拶があり、2日間に渡る講習会は終了しました。
参加者の方々、お忙しい中お引き受けいただいた講師の方々、新ひだか町老連及川会長はじめ事務局の方々ありがとうございました。
9月3日(火)に実技のみ1日だけの「健康づくり体力測定員養成講習会」を同会場で開催しますのでご参加をお待ちしております。