令和7年10月2日、函館市民会館にて「第60回全道老人クラブ大会」が盛大に開催され、道内各地から537名の参加者が集いました。この大会は、長年にわたり地域を支えてきた高齢者の皆様の功績を讃えるとともに、未来への希望を共有する貴重なひとときとなりました。
式典は、函館市老人クラブ連合会女性部副部長・宮川純子氏の司会のもと、厳かな雰囲気で始まりました。乗松政勝副会長による開会のことばに続き、国歌斉唱、黙祷が行われ、参加者一同が心をひとつにしました。 佐々木茂会長、長嶋正一会長による挨拶では、クラブ活動の意義と継続への思いが語られ、会場からは温かい拍手が送られました。続いて行われた功労者表彰では、函館市老人クラブ連合会の工藤敬生氏が代表して表彰状を受け取り、長年の功績が讃えられました。式典には多くのご来賓がご臨席くださり、北海道知事・鈴木直道様、北海道議会議長・伊藤条一様、函館市長・大泉潤様より祝辞が寄せられ、地域における高齢者の活躍への期待が述べられました。
午後の記念講演では、「民謡は心と健康の架け橋!」をテーマに、函館悦山会の古川亜美氏ほかによる講演と実演が行われ、民謡の力が心身にもたらす豊かさを参加者と共有しました。
その後のお楽しみ抽選会では、細川アイ子副会長、田島清副会長、加藤潔理事らの進行により、会場は笑顔と歓声に包まれ、和やかな交流の場となりました。
閉会式では、村田亮二副会長による大会宣言、次回開催地・北広島市の挨拶、そして小野寺正次副会長による万歳三唱で締めくくられ、参加者一同が次なる活動への意欲を新たにしました。
夜には、花びしホテルにて交流懇親会が開催され、函館郷土芸能「巴太鼓振興会」による迫力ある演奏が披露されました。参加者同士の親睦が深まり、笑顔と感謝に満ちた一日となりました。
来年は北広島市で開催予定です。たくさんのご参加をお待ちしております。