10月17日(木)江別市の江別市民会館で「全道健康づくり講習会」を開催しました。
江別市を中心に全道各地から約150人のご参加をいただきました。
この講習会は、道老連でも普及に取り組んでいますが、全国各地の老人クラブで取り組んでいる「いきいきクラブ体操」を考案した、順天堂大学の名誉教授 武井正子先生を講師にお迎えしました。
開会にあたり、道老連藤林功常務理事と地元の江別市高連小笠原保会長からの挨拶のあと、
来賓としてご臨席いただいた江別市佐々木雄二副市長、江別市社会福祉協議会湯浅國勝会長からご挨拶をいただきました。
開会のあと、早速、武井先生による講義が始まりました。
武井先生は全国老人クラブ連合会の評議員も長らくお務めになり、全国各地の老人クラブで健康づくりに関する講演をされております。
午前中の講義は、「高齢期の運動による健康づくり」の講義でした。
この講義の中では、高齢者の健康づくりに関する国際的な流れ、日本の取り組み、老人クラブの活動といったお話や、高齢者の身体的機能、体力の低下の原因は加齢よりも運動不足によるものというお話をしていただきました。
お昼休みの会場では、ミズノスポーツ(株)の協力による、ニュースポーツの体験コーナー、(一財)治験育成協会の骨密度測定器を設けました。
昼食後、多くの参加者の方々が体験されていました。
午後は「知っておきたい転倒のこと」と題し、転倒予防をはじめ、日常の生活の中で無意識に行っている動作の多くは本来の体の動きを活かしていない場合が多く、少しの工夫でそれが改善できることを実践を交えて解説されました。
参加者の方々も、先生の解説通りに動かすことで効果を実感されていたようです。
休憩を挟み、最後は「いきいきクラブ体操」です。
椅子に座ってする体操と、立ってする体操の2種類行いました。
この日の午前中からの武井先生の講義を聞いている参加者の方々は、体の動かし方、体操の効果をすぐに理解されているようでした。
閉会では、江別市高連の阿部実副会長より、この機会を契機に地域での健康づくりを一層広めていきましょうとご挨拶いただきました。
参加いただいた方からは、「武井先生のお話はとてもわかりやすい」「さっそく今日から取り組んでいきたい」等の感想をいただき、大好評のうちに終了しました。
参加いただいた方々、江高連役員、事務局の方々、そして講師の武井先生、ありがとうございました。
また、来年度の開催地、日程は未定ですが、武井先生を講師にお招きし開催する予定です。
今回ご参加いただけなかった方々も是非次回ご参加ください。
お待ちしております。