8月1日(木)~2日(金)の2日間、雄武町で健康づくりリーダー養成講習会を開催しました。
今回、興部町、西興部村、滝上町からもご参加いただきました。
道老連藤林常務理事、雄武町老連三浦会長から開会の挨拶の後、道老連藤林常務理事による講義1が行われました。
講義2は北見歯科医師会の平田徹氏による「健やかな人生と歯・口の健康」のお話でした。
口腔内を清潔に保つこと、義歯の使用者は正しい装着の必要性などお話いただきました。
昼食の後の講義3は、雄武町国民健康保険病院 整形外科医長の片岡善夫氏による「運動と転倒予防」と題した講義でした。
運動の必要性や効果、高齢者に良い運動、運動の実施方法など、70歳を超える片岡氏の実践例も交えた講義でした。
講義3の後は、実技「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」です。
いきいきクラブ体操は高齢者の衰えやすい筋力を補うための体操です。高齢者向け体力測定は、自分の体力を数値化できるものです。
1日目の最後は体力測定の4種目「握力」「上体起こし」「長座体前屈」「10m障害物歩行」を行いました。
2日目は講義4から始まりました。一般社団法人北海道薬剤師会遠軽支部支部長の真坂彰氏を講師に迎え、「薬の正しい使い方」についてお話いただきました。
正しく薬を飲むための服用時間の目安、方法・用量のほか、薬の副作用、注意すべき食べ合わせの例などをお話いただきました。
講義4の後は講義5「高齢期に多い病気と認知症」です。
雄武町役場保健福祉課保健係の保健師、黒澤奈未氏、湯浅奈摘氏のお2人を講師にお招きいたしました。
介護が必要になる原因疾患や死亡の原因疾患の中で、雄武町で多いのが脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等の脳血管疾患であることから、その症状例や原因、予防法についてお話いただきました。また、認知症の原因や予防のための脳の活性化のお話もしていただきました。
午後は、「いきいきクラブ体操」と「高齢者向け体力測定」の実技です。
いきいきクラブ体操は、7つの体操で構成されており、1つ1つの体操の効果とポイントについて説明しながら行いました。
体力測定は、残りの2種目、「開眼片足立ち」「6分間歩行」を行いました。
最後に講義・実技全て受けられた方に修了証書をお渡しいただきました。
閉会にあたり、三浦会長よりご挨拶いただき、2日間に渡る講習会は終了しました。
参加者の方々、お忙しい中お引き受けいただいた講師の方々、雄武町老連三浦会長はじめ運営に協力いただきました事務局の方々ありがとうございました。