平成26年9月30日(火)に室蘭市文化センターにおいて第51回全道老人クラブ大会を開催致しました。
今年度から、1日の開催となった本大会は午後より式典を開始。
先ず、公務多忙の中、お越しいただいた青山剛室蘭市長から御祝辞をいただきました。続きまして、道老連神野会長より開会のあいさつで、「老人クラブのこれまでの歩みを振り返るとともに、現在の社会情勢を踏まえ、新しい高齢者像を描き、魅力あるクラブづくりと新たな仲間づくり『全国老人クラブ会員増強運動』を進め、更に発展させましょう」と参加者の皆さんに呼びかけました。開催地であります室蘭市の片石博会長より、開催にあたり、お世話になった皆様や出席いただいた方々にお礼と感謝の言葉が述べられました。
<平成26年度北海道老人クラブ功労者表彰>
多年にわたり地域における老人クラブの育成に尽力されました功績に敬意を表し表彰式を行いました。今年度は50名が表彰を受けられました。
ご臨席いただいたご来賓の方々、お送りいただいた祝電をご紹介させていただきました。
記念講演の講師には、健康いきがいづくりアドバイザーの上野正志氏をお迎えして、
「人生の師・百寿者に学ぶ~豊かなシニア人生をおくるために」という演題でお話しいただきました。
豊かなシニア人生というのは、その人を周囲の人が見て「元気に生きがいを持ってハツラツと活動している姿」だと思います。このように健康と生きがいというのは豊かなシニア人生のための2本柱であるという事、その様になれる為に、生きがいを見つけるヒントや百寿者の4名の生き方などを講話いただき、最後に、最近出会った感動的な言葉として二つ贈ってくれました。
『私が何気なく過ごしている今日という日は、昨日亡くなった人が痛切に生きたいと願った1日である』
『朝起きて 見ればうれしや 今日もまた この世の中の 人を思えば』
是非、1日1日を大切にして、元気はつらつと豊かな人生をお過ごし下さい。と講演を終えられました。
記念講演の後大会宣言文の採択が行われました。
室蘭市老連 藤田佳伸副会長による朗唱のあと、満場一致の拍手で承認されました。
次期開催地の岩見沢市老連 作田重行会長から次回の開催についての報告をいただきました。
27年度の全道大会は、9月24日(木)に岩見沢市民会館にて行います。
式典閉会の後、ホテルの宿泊券や室蘭市の名産などが当たるお楽しみ抽選会と演芸交流会を行いました。演芸交流会は、室蘭市地球岬太鼓の皆さんによる迫力のある歓迎の演で始まり、各市町村老連の方々による歌や踊り、最後に室蘭市老連の方々による盆踊りで締め、演芸交流会は大いに盛り上がりました。
夕方からは、会場を室蘭プリンスホテルに移し、懇親会を開催しました。終了後「室蘭夜景見学バスツアー」を企画しました。バスツアーは、地元の方もなかなか行く機会がないと参加され、他の市町村の方々とバス2台にて、地元のボランティアのガイドさんの説明を聞きながら、日本五大工場夜景にも選ばれた夜景見学を楽しみました。
今年度は室蘭市老人クラブ連合会の創立50周年という節目の年であり、室蘭市老連の記念大会を11月に控えた中、本大会の開催に向け、役員の方々をはじめ会員、事務局の方に準備や当日の運営協力をいただき、盛会裏のうちに終えましたこと、深く感謝しております。
また、ご参加いただきました皆様、協賛いただきました関係各位の皆様に改めてお礼申し上げます。