第42回全国大会は、平成25年10月1日・2日 岩手県盛岡市において開催し、全国から1600名参集のもと、本連合会からは、5名にて参加しました。
岩手県は2年前の東日本大震災において大きな被害を蒙りました。今までの全国の老人クラブからの支援に感謝してと、地元の会員の方々の心温まるお出迎えの中、全国大会は開催されました。
大会1日目は活動交流部会に参加。5つのテーマ別に分かれて実施され、活発な情報・意 見交換がされました。
【1部会】 健康づくり・介護予防活動の推進
【2部会】 わがクラブの活性化、加入促進プラン
【3部会】 女性会員による元気なクラブづくり
<全老連女性委員会20周年記念パネルディスカッション>
【4部会】 住みよいまちづくりへの取り組み
【5部会】 東日本大震災と老人クラブ ~全国からの支援に感謝します
事例発表中心の部会や女性委員会設立20周年を記念してのパネルディスカッション、地元、岩手県老連が企画した5部会では、震災をテーマに語り部の語りや被災地におけるクラブの姿など紹介がありました。
大会2目は、盛岡の夏を彩る「さんさ踊り」でにぎやかに幕が開いたあと、被災地老連自主制作のDVD「老人クラブに笑顔戻る~震災被災地いまを伝える」を上映しました。タイトルどうり、笑顔いっぱいで全国の会員の皆さんへお礼が伝えられていました。
前日の活動交流部会の報告を一括に行った後、アトラクションとして舞台いっぱいに勇壮に舞い躍る「鹿踊り」と「鬼剣舞」、岩手の伝統を堪能しました。
式典は、岩手県老連会長の歓迎の言葉で始まり、東日本大震災で亡くなられた方々、老人クラブ会員の物故者に対して、黙祷が捧げられました。全老連挨拶、表彰の後大会宣言が採択され、来年の開催地となる大分県から案内がされました。最後は、震災復興支援の歌「花は咲く」を全員で合唱して幕を閉じました。
資料の中には「未来へ語り継ぐ証言 東日本大震災大津波」の冊子と“元気袋”のお礼にと被災地の会員の方々手作りの“感謝袋”がメッセージ付で入っていました。
会場ロビーでは震災後の活動を写真や新聞記事にて紹介されており、全国の会員の皆さんにお礼が伝えられていました。
今回の全国大会は、参加者5名にて、千歳空港から花巻空港に到着、大会会場の盛岡市まで車で入り、市内観光をしました。
啄木・賢治青春館は、明治11年に設立した第九十銀行の建物で、国の重要文化財となっています。石割り桜や南部鉄器の工場、盛岡城跡の他、花巻市にある宮沢賢治記念館などを観光しました。
本連合会からは次の方々、団体が全老連会長表彰を受賞されました。
永年の功績に敬意を表します。
○育成功労表彰
出口 ハル子(道老連評議員)
神野 修 (道老連会長)
白井 正孝(道老連理事)
○優良老人クラブ表彰
通明クラブ(鹿追町)会長 清水璩鄰
○優良老人クラブ連合会表彰
函館市老人クラブ連合会 会長 村瀬幸雄
○永年勤続表彰
太田 憲行 (倶知安町老人クラブ連合会)
冨田 茂樹 (壮瞥町老人クラブ連合会)
今回の表彰式には育成功労表彰の 出口ハル子さん(鷹栖町)が出席しました。
平成26年度の全国大会は大分県で開催されます。視察も企画いたします。春には行程など各市町村老連にご案内をします。会員の方であればどなたでも参加出来ますので、ぜひご参加くださいますようお願いいたします。
不明な点などございましたら、北海道老人クラブ連合会までお問い合わせ下さい。お待ちしています。