平成25年2月28日~3月1日に1泊2日の標記研修会を定山渓ホテルで開催しました。
今、安全で安心なまちづくりと健康で生きがいのある社会づくりが急務となっている中、この研修会は、普段の老人クラブ活動に役立つことを目的に、講義や事例発表の内容、分科会のテーマ等、他市町村との情報交換の場となるように研修内容を構成しました。
《1日目》
講義1では、ユニバーサル・デザイン研究会 主宰 古起 健 氏を講師にお迎えして、「地域支え合い」と題し、講義をしていただきました。
取り組みの事例やヒント、心構え並びに注意したい事、これから求められる要件など、普段取り組みをしている身近なテーマだけに皆さん関心が高かったようです。
事例発表は「友愛活動」「加入促進活動」「若手会員の組織化」の3つのテーマで発表いただきました。
「友愛活動」は、高齢者相互支援モデル老連の石狩市高齢者クラブ連合会 会長 幡野憲治氏より、全国老人クラブ連合会のセミナーに参加した報告と石狩市高連での取り組みの発表をしていただきました。
「加入促進活動」は八雲町老人クラブ連合会理事、くつろぎ会(単位クラブ)会長の加藤宗資氏より、新たな単位クラブ結成までの取り組みを発表いただきました。
「若手委員会の組織化」は道老連若手委員会 副委員長で積丹町老人クラブ連合会副会長の小寺 猛氏より「道老連・若手委員会」の設立から必要性、活動について分かりやすく、説明をいただきました。
分科会は「友愛活動」「老人クラブの活性化」「健康づくりの推進」の3つのテーマに分かれて協議いただきました。事前に希望を取っていましたので、それぞれ事前準備があり、活発な意見がでていました。
《2日目》
いきいきクラブ体操を皆さんで実施しました。
体操は出来ている方が多く、毎年全道の各市町村で健康づくりの研修会を開催していることが、成果として実感できて、嬉しく思いました。終わったあとは、体操のDVDやCDを購入する方もいて、関心度の高さも、実感しました。
分科会の報告は3分科会のそれぞれの座長から、報告いただきました。
座長や記録のお役目の皆さんにお礼申しあげます。
講義2では、北海道栄養士会 管理栄養士の宮武公子氏から、「健康長寿につながる食生活とは」と題し、身近なことだけに、知っているようで、詳しくは知らなかった事柄を、専門家ならではの視点から、説明をいただきました。
2日間の研修会を通し、皆さんの日頃の活動に、感謝いたします。
1泊2日の研修会ですので、懇親会もあり、次から次と歌のリクエストや、女性7名の手品の披露もいただきました。ありがとうございました。
この研修会の開催日が、来年度から変更になります。
平成25年6月13日(木)・14日(金)に開催となります。
是非たくさんのご参加をお待ちしております。